「インターネット」の発音

■ 「インターネット」の発音

みんな、『インターネット』と発音しているけど、本当は "Internet" と前にアクセントがあるんだ

アメリカから帰ってこられた、ある経済学の先生がおっしゃったことです。英語の場合、名詞のアクセントは前にくるのですが、日本語の場合はそうではありません。

ですが、ここは日本なのですから、それでいいではないかと私などは思います。

■ 「グーグル」の発音

「グーグル」は、インターネットの検索サイトです。私はこれを英語チックに「グーグル」と前にアクセントを置いて発音しています。私の知人もそうしているので、てっきりこのアクセントが普通と思い込んでいました。

ところがある日、NHK総合テレビの「ニュース7」という番組を見ていたところ、司会の武田真一キャスターが「グーグル」と後ろにアクセントを置いて発音していたので、目からうろこが落ちてしまいました。

■ ネット用語には英語由来の言葉が多い

ネット用語は英語由来の言葉が多く、英語をそのままカタカナにしたネット用語をよく見かけます。※

次の言葉は、日本語風に発音すると、アクセントはどこにくるのでしょうか?英語圏でもアクセントはその位置なのでしょうか?

「メール」「ブラウザ」「ヤフー」「アマゾン」「ブログ」「アフィリエイト」

※ ちなみに中国語(簡体字)では「インターネット」「メール」「ブラウザ」「グーグル」「ヤフー」「アマゾン」「ブログ」「アフィリエイト」を、それぞれ以下のように書きます。

互联网 谷歌 邮件 浏览器 雅虎 卓越亚马逊 博客 成果报酬型广告

"" でくくって検索

私はこのサイト以外にも、姉妹サイトをいくつも運営しています。アクセス解析で、いったいどんなキーワードで検索してこられる方が多いのかなと思って見ていたら、あることに気づきました。

"" でキーワードをくくっている方が非常に少ないことです。おそらく "" でくくって検索するという方法をほとんどの方がご存知ないのだろうと思います。

"" でキーワードをくくるのとそうでないのと、いったい何が違うのでしょうか。それは、"" でくくらないとキーワードを曖昧にして検索するのに対し、"" でくくると厳密にキーワード通り検索するということです。

■ 例えば…

例えば、「場面緘黙へのアプローチ」という言葉を Yahoo!Japan で検索してみることにしましょう(場面緘黙症については、姉妹サイト「場面緘黙症Journal」をご覧ください!)。

◇ "" でくくらずに検索

"" でくくらずに検索すると、約3,700件がヒットします(2009年4月16日現在)。検索結果の上の方には、そのものズバリ「場面緘黙へのアプローチ」という言葉のあるページが表示されています。しかし、検索結果の下の方を見ていくと、「場面緘黙へのアプローチ」という言葉はないけれども「場面緘黙」「アプローチ」という言葉が別々に載っているページが見つかります。

◇ "" でくくって検索

では次に、"" でくくって検索してみましょう。すると、ヒットした件数は約283件(2009年4月16日現在)と、先ほどに比べると大幅に少ないです。そして検索結果を見てみると、ヒットしたページは全て、「場面緘黙へのアプローチ」という言葉そのものが載っているページです。

■ むすび

今一度繰り返すと、"" でくくらないとキーワードを曖昧にして検索します。対して、"" でくくると厳密にキーワード通り検索します。

このように "" でくくる方法は、Yahoo! 以外の検索サイトでもたいてい使えますので、覚えておくと便利です。

リンクの許可、無断リンク

リンクをするのに許可が必要なサイトがあります。「無断リンク禁止」ということです。

私の無断リンクについての考えは、私は以下のIT用語辞典の見解とほぼ同じです。

無断リンクとは【link without prior consent】
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ですから、私が運営するサイト・ブログへのリンクは、無断で行っていただいて構いません(リンクしたいという方がいらっしゃれば、の話ですが)。むしろ、連絡をくださらない方がありがたいです。お返事を書く手間が省けますので。トラックバックも、別にしていただかなくて構いません(このブログにはトラックバックできませんが)。

ですが、世の中には私とは違った考えをする人がいます。リンクに許可を求めていたり、リンクをする際にそのサイト独自の規定を設けていたりする人もいます。そうした場合は、それに従っておくものだろうと私は考え、そうしています。

サイトの中には、リンクフリーの方針をとりながらも、リンクをした場合には連絡を求めているところもあります。そのサイト管理者は、自分のサイトがどのようなところからリンクされているか知りたいのか、はたまた、あまりリンクされたくないので敢えてリンクの敷居を高くしようとしているのか、そういうことなのかなとも思います。もっとも、自分のサイトがどこからリンクされているかは、連絡がなくても、検索エンジンやアクセス解析である程度分かります。

リンクに許可が必要、という認識は日本独自のものという話も聞いたことがありますが、本当かどうか、私には分かりません。昔、英語でブログを書いていたところ、英語圏の方からリンクの許可を求めるメールをいただいたことがあります。英語圏でもそういう習慣があるのでしょうか、それとも私が日本人なのでこうしたメールをくださったのでしょうか。また、一昨日、姉妹ブログで The New York Times ウェブサイトの特定の記事にリンクを貼ったのですが、同サイトには、リンクを貼って良いかどうか等についてFAQのページでわざわざ解説がなされていました。ですが、他の英語圏の新聞社やTV局のサイトには、こうした解説はなかなか見かけません。

リンクについては、少なくとも日本では、許可が不要かどうか、連絡して欲しいかどうか等について様々な考えを持つサイト管理者がいます。サイト管理者は、リンクについてこのあたりについてどういう見解を持っているか触れておいてもらえると、リンクしようとする側としてはありがたいです。

メルマガは「購読」するものなのか

メールマガジンを「購読」するという日本語に、いつも違和感を感じています。

「購読」の「購」は、あがなうということです。言い換えれば、買うということです。ですから、「購読」は、代金を払って買って読むことです。

しかし、世の中には無料のメールマガジンが数多くあり、その無料のメールマガジンでも、「購読」という表現が一般に使われています。

なぜ、メールマガジンを「購読」すると言われるようになったのでしょうか。

よく分からないのですが、もしかすると、メールマガジンの歴史が関係しているのかもしれません。黎明期のメールマガジンはほとんどがお金を払って読むものだったので(本当にそうかどうかは知りませんが)「購読」という言葉を使った。そのうち無料のメールマガジンも登場するようになり、無料のものも有料のものにひきずられて「購読」と呼ばれるようになってしまったとか。

いや、もしかするとメールマガジンの「購読」は英語由来の言葉で、それを直訳したからこうなったのかな、とも思います。私の知る限り、英語圏では newsletter(英語圏ではこう言う事が多いです。mail magazine という言い方も確かにありますが、私はあまり聞きません)は "subscribe" するものです。subscribe には新聞の定期購読や会員登録など、お金を払って何かをするという含意があります。

私なりにいろいろ考えてみたのですが、はっきりしたことは分かりません。みんな当たり前のように「購読」と言っていますが、不自然に感じる人はいないのでしょうか。

私のお気に入りのブログホスティングサービスの一つに、FC2があります。

↓ FC2で運営しているブログの一つ「場面緘黙症Journal - ブログ」
http://smjournal.blog44.fc2.com/
(新しいウィンドウで開く)

FC2を気に入っている理由の一つは、テンプレートが豊富なことです。FC2のテンプレートには、公式のものと共有のものがあります。公式テンプレートはFC2社が作成した文字通り公式のもので、洗練されたデザインが多いです。一方、共有テンプレートは有志の方が作成したもので、自由な発想のものが多いです。私は、共有テンプレートを利用することが多いです。

先日、テンプレートを新しいものにしようと思い、いろいろ調べたところ、あることに気づきました。

公式、共有とも、明らかに女性向けのテンプレートが多いことです。私が運営しているFC2ブログは、女性も男性も区別せずに多くの方に見ていただきたいと考えているのですが、これだと女性向けテンプレートは使えません。だいたい私は男なので、女性向けのかわいらしいテンプレートを使うには抵抗を感じます(女性向けテンプレートを使う男性を悪いとは思いませんが)。こうなると、使えるテンプレートは、意外に限られてきます。

それにしても、どうして女性向けが多いのでしょうか。公式テンプレートに女性向けが多いのは、もしかしたらFC2社は女性をターゲットにしているからかもしれませんし、女性の需要が多いからなのかもしれません。共有テンプレートに女性向けが多いのは、有志の方に女性が多いからかもしれませんし、女性の需要が多いからかもしれません。

自分でテンプレートを作ることができればいいのですが、私には難しいです…。

FC2ブログはテンプレートが豊富なことのほかにも、アフィリエイトができるとか、検索エンジンに強そう等の理由で気に入っています。

Blogger のテンプレートは、管理画面から選択することができます。しかし、管理画面で選べるもの以外にも、テンプレートは実はたくさんあります。現在このブログで使っているものも、その一つです。

それらのテンプレートの導入方法は以前、ニートひきこもりJournal 別館でも書いたのですが、ここに転載します。

テンプレートを配布しているサイトというのがあって、そこから管理画面にないものをダウンロードすることができます。「Blogger テンプレート」「Blogger template」などと検索してみると、テンプレート配布サイトがヒットします。

Blogger のテンプレートには、「レイアウトテンプレート」と「クラシックテンプレート」の2通りあることに注意を要します。レイアウトは、「ページ要素を追加して並べ替え」(ガジェットの追加、ガジェットをドラッグで並び替え)ができるタイプです。クラシックは、そうでないタイプです。

レイアウトからクラシックに移行することは可能ですし、逆も可能です。前者の場合、管理画面「レイアウト→HTMLの編集」ページの一番下「クラッシックテンプレートに戻す」をクリックします。後者の場合、管理画面「テンプレート→デザインのカスタマイズ」ページで、「テンプレートを更新」ボタンを押します。

レイアウト用のテンプレートは、クラシックには適用できません。その逆もまた同じです。

テンプレートの変更はこの方法で間違いないはずなのですが、私の場合、なぜか変更することができず、頭をひねっています。こういうときは、一度時間を置いて、しばらくたってからやり直すと案外うまくいく場合があるので、そうすることにします。

Blogger のテンプレート、実はたくさんある
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最後にテンプレートが変更できなかったと書いてありますが、その後試行錯誤したところ、できました。

気づいたのですが、テンプレートがうまく変更できるものとそうでないものがあるのです。うまく変更できないものというのは、テンプレートに用いられている画像がリンク切れになっているものです。つまり、リンク先の画像がなくなっているため、テンプレート上で画像が表示されないのです。

私の場合、リンク切れの画像を用いたテンプレートばかりたまたま導入しようとしたため、うまくいかなかったのだろうと思います。