Twitter は私も利用しています。

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Twitter というと、自分は今どこで何をしているかをこと細かにツイート(投稿、つぶやき)している人を見かけることが珍しくありません。

「○○なう」という表現が流行っているほどです。例えば「ナゴヤドームなう」「会議なう」などと使い、それぞれ「いま、ナゴヤドームにいます」「いま、会議中です」という意味を表します。英語の now からきた表現でしょう。

私は、こうした自分の身辺に関するツイートはほとんどしません。なぜならば、インターネット上で、自分に関する情報を公開するにはある程度慎重でありたいと考えているからです。

「○○なう」などのツイートをする Twitter ユーザーは、このあたりのところ、どう考えているのでしょう。ただ、ネット上では、以前より自分の居住地を明らかにしてブログを書いている人や、中には本名や写真までブログに公開している人も少なからずいたことは確かです。もとより、私のように慎重な人ばかりでもなかったわけです。

こうしたことを考えてしまう私は、もしかすると Twitter には向いていないのかもしれません。もっとも、Twitter の使い方は様々で、日常でのちょっとした感想をツイートしたり、ユーザー間で意見交換をしたりと、色々なツイートを見かけます。

なお、私はどういう Twitter の使い方をしているのかというと、主に、あちこちで見かけた興味深そうな情報をメモする目的で利用しています。このため、情報元のページへリンクを貼るツイートが多いです。変わった使い方だろうと思います。

ブログを管理していて困ることの一つは、はっきりとは区別しにくい宣伝コメントです。

こうしたコメントは、だいたい、私が管理しているブログに対する好意的な、しかし簡単なコメントを添えるとともに、自分が宣伝したいウェブサイトへのリンクを残しています。例えば、「いつも拝見しています。大変勉強になります」とか「面白かったです。応援ポチ!」などの簡単なコメントを添えつつ、自分が宣伝したウェブサイトへのリンクを張っておくのです。

こうした類のコメントは、なにしろ好意的なコメントを残しているため、宣伝目的のコメントとは一見して判断しにくいです。宣伝目的のコメントであれば削除を考えたいところですが、もしかしたら、本当に宣伝を意図しないコメントなのかもしれず、このあたり難しいところです。こうした、判断のつきにくい紛らわしいコメントが、管理者としてはやっかいなところです。宣伝目的で行っている者は、それを分かっているから、やっているのでしょう。

こうしたコメントがきた場合、私は次のような対応をとります。

第一に、私はこのコメントの本文や、コメントを残した人の名前を Yahoo!Japan なり Google なりで検索します。この結果、他のブログにも同じコメントが数多く見つかった場合、これは宣伝目的のスパムコメントと判断し、削除します。

第二に、「いつも拝見しております」というコメントが添えられていた場合、アクセス解析を見ます。解析から、コメントを残した人が実は常連さんではないことが明らかになった場合、このコメントは宣伝目的と判断し、削除します。

私はこのブログ以外にもいくつかブログを持っており、これまで様々な方から数多くのコメントをいただいてきました。その中でも感心するのは、私への批判コメントや間違いを指摘するコメントを、非公開形式(管理者のみに表示される形式)でくださる方です。この機能は、私が姉妹ブログで運営しているFC2ブログについています(もしかするとこの機能がついたブログサービスが他にもあるのかもしれませんが、ちょっと私は知りません)。

私のブログはどれもワールドワイドに公開していますから、そうした公の場で管理者(の書いた記事)を批判したり間違いを指摘したりすることは控えようという考えなのでしょう。たしかにこの方が、管理者としては、批判をいただいたり間違いを指摘されたりしても、自分は恥をかかされたという思いはあまり残りません。現実世界でも、公の場で叱られたりすると、快く思わなかったり、中には自尊心をひどく傷つけられたりする人もいます。

もちろん、私は自分の文章をブログ形式で公開し、コメント欄を設けている以上、批判コメントや間違いを指摘するコメントを公の場でいただくことは覚悟の上です。私をひどく批判するコメントを公開形式でいただいても、それが正統な批判であれば、コメントをくださった方に文句を言うつもりは全くありません。ですが、わざわざ非公開でコメントをくださる方は、マナーのいい、よくできた方だなと感心します。

私も他の方のブログにお邪魔して、批判コメントや間違いを指摘する内容のコメントを書くときは、非公開にしようと思うことがあります。ですが、考えてみれば、私が他の方のブログにコメントを残すことはほとんどありません。

先日、姉妹ブログ「普通のブログ」(これまた、投げやりなネーミング)で、テレビ番組「NHK歌謡コンサート」の感想を書いたところ、アクセス数が急増しました。

記事の中では、番組内で歌われた曲名とその歌手名全てを挙げ、それぞれについて粗末なコメントを加えていました。

↓ 該当記事へのリンクです。

◇ 2010年4月13日・NHK歌謡コンサート「女とおんな 歌に女あり」
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◇ 2010年4月27日・NHK歌謡コンサート「風薫る最新旅情ヒット」
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アクセス解析によると、アクセス数が急増した原因は次のとおりです。第一に、私が書いた記事に歌手のファンサイトからリンクを貼られ、そこからアクセスが殺到したこと。第二に、検索エンジンで歌手名を検索した方が、私のブログにアクセスしたこと。

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レコード会社等は、歌手の名前と新曲を売り出すために、大変なコストをかけています。NHKも、番組宣伝を行い、「NHK歌謡コンサート」をアピールしています。そのような中、私が歌手や曲名、番組名をブログで書いてアクセスを稼ぐと、何やらただ乗りしているようにも思えます。歌手の名称等をブログで無断で使っても違法ではありませんし、使用料を支払わなければならないわけでもありません。

とはいえ、実際は、芸能ネタでブログを書いても、そうそう簡単にはアクセス数を稼ぐことはできないだろうと思います。芸能ネタを検索する人は多いですが、芸能ネタを書いたウェブサイトも多いからです。私の場合、おそらく歌コンネタや演歌・歌謡曲ネタの需要に対して供給が少なかったため、アクセス数が増加したのでしょう。

もし私が交通事故などで急死したら、私が現在運営しているウェブサイト(特にブログ)はどうなってしまうのだろうかと考えることがあります。

年間契約の有料サーバーを借りて運営しているサイトなら、そのうち更新時期がきて更新料を払えなくなり、契約満期日をもってサイトが消滅するだろうと思います。

しかし無料サーバーのサイトなら、どうでしょうか(例えば、このBlogger)。かつて、とある無料ホームページの利用規約で、一定期間更新のないサイトは削除するというものを見たことがあります。そうしたところならそのうちサイトは消えてなくなるでしょう。では、そうではないサイトはどうなるのでしょうか。やはりネット上に残り続けるのでしょうか。

いつまでも残ると、そのうちブログや掲示板のコメント欄が荒れやしないだろうかとか(スパム含む)、ログイン用のパスワードが変更できないため、不正アクセスされやしないだろうかとか(最近流行のウイルス「ガンブラー」のように)、そうしたことを考えてしまいます。

逆に、それまでよく見ていた個人サイトが突如更新を停止し、何ヶ月どころか何年経っても放置された場合、サイト作者の身に何かあったのではないかとか、最悪の場合、急死したのではないかということを考えてしまうことがあります。

このような問題は過去にネット上でも話題になっています。次のページは興味深いです。実際、作者が亡くなったサイトも存在するそうです。

◇ 【作者死亡時のHP】(Hatena Question)
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◇ 「開設者が亡くなった後、生前の状態のまま現在まで残っているウェブサイトを教えてください……」(Hatena Question)
(新しいウィンドウで開く)