以前「リンクの許可、無断リンク新しいウィンドウで開く)」というエントリーで取り上げましたが、ネット上にはリンクをする際に許可を要求するサイトがあったり、そこまでは厳しくないものの、事前or事後の連絡を条件としたり、その他いろいろと条件を定めているサイトがあります。

ときどき疑問に思うことがあるのですが、こうしたサイトでは、個人的なメールでリンクをする場合も、許可等が必要なのでしょうか?

例えば、次のような場合です。

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送信者:日本太郎
日時:2009年10月29日
宛先:○×△@□◇.ne.jp
件名:中国新聞に、場面緘黙症の記事が!

○◇さん

日本太郎です。

○◇さん、知っています?
中国新聞に、場面緘黙症の記事が載ったんですって!

この場面緘黙症Journal というブログに詳しく書いてありますよ!
http://smjournal.blog44.fc2.com/blog-entry-444.html

日本太郎

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このようなメールでのやり取りでリンクを貼る場合にも、許可等は必要なのか、ということです。上の「場面緘黙症Journal」はリンクフリーのブログなので(というか、私のブログです)、問題はないのですが。

私はどうしているかというと、よく分からないのですが、このような場合にまで、いちいち許可等は必要ないだろうと勝手に判断し、自由にリンクをしています。もっとも、特に断りのあるサイトは別ですが。ただし、メールでのリンクについて断りを設けているサイトは、少なくとも私は見たことがありません。

メールでも、特に Yahoo!Japan のメール内でリンクを貼ると、アクセス解析を行っている管理者には分かる場合があります。

Amazon.co.jp には、「ほしい物リスト」(旧「ウィッシュリスト」)というものがあります。その名の通り、Amazon.co.jp の商品の中から欲しいものをリスト化することができるサービスです。

ほしい物リストの大きな特徴は、リストを一般に公開できることです。ですから、例えば友人のほしい物リストを見て、「あ!この人、これが欲しいのだな」と知り、何かの折にそれを友人にプレゼントすることもできます。

このほしい物リスト、よく知らないまま使うと、知らないうちにその人のリストに加えて、本名、最悪の場合は「お届け先住所」といった個人情報が公開されてしまう危険があります。

以前、姉妹ブログでもお話したことがありますが、例えば Google といった一般の検索エンジンでその人の本名を検索すると、その人のほしい物リストがヒットしてしまうことがあります。また、一般の検索エンジンではヒットしなくても、ほしい物リストのページでその人の本名を検索すると、ヒットしてしまうことがあります。

私も知らないうちに自分の本名とリストが公開されていたことに気づいて、慌てて設定を非公開に直したことがあります。もっとも、私の場合、リストに何も登録していなかったため恥ずかしい思いをせずに済んだのですが、ある私の家族などは大変でした。リストに、人に知られたくない趣味の品物を登録していて、しかもそれが本名で公開されていたのでした。

このようなことのないよう、ほしい物リストの管理には気をつけましょう。もっとも、富重家のようなおっちょこちょいの人は、あまりいないかもしれませんが。

一般企業からのアクセス

私はウェブサイトをいくつも運営していますが、アクセス先のドメインを調べると、様々なところからアクセスがあることが分かります。一般のプロバイダーが最も多いのですが、それ以外からもアクセスがあります。

私のサイト(日本語サイト)では、大学からのアクセスをよく見かけます。学生の方がアクセスされているのか、教職員の方がアクセスされているのか、定かではありません。

一般企業や公的機関からアクセスをいただくこともあります。ただ、これは少し気になります。休み時間中にインターネットをされているのか、それとも、お仕事中にされているのか(業務上インターネットをする必要があるのか、はたまた…)。興味深いことに、一般企業や公的機関からアクセスされる方が私のブログにはいらっしゃることはあっても、そうした方が、私のブログにコメントをくださることはほとんどありません。

かつて、「WikiScanner」というツールで、省庁から、Wikipedia の編集を行った跡が明らかにされたことがありました。農水省からガンダムについて大量に編集した跡があるなど、およそ業務とは関係のない項目の編集も発見されました。私のような者が言うのもなんですが、こうしたことはごく一部の例外的な職員が行ったものと信じたいところです。

そういえば、私は以前、「臨床心理士」を名乗る方から "kill you" というメッセージを繰り返しブログに送られたことがあるのですが、この方のドメインを調べてみたところ、医療機関でした。勤務中の書き込みだったのか、休み時間中だったのか分かりませんが、臨床心理士という心の健康を守る仕事に携わる方から、人の命にも関わる業務を行っている医療機関の端末を通じて、「お前を殺す」という内容の書き込みが届いた時の衝撃は忘れられません。

ウェブサイトを運営している私は、ブラウザは古めのバージョンを使ったほうが良いのではないかと考え(確証はないのですが)、そうすることにしています。

私が運営するサイトのアクセス解析(過去4ヶ月)を見ると、私のサイトをご覧の方のうち、ほとんどの方は Internet Explorer を使っています(7~9割)。しかし、そのバージョンは様々です。IE7.0 の方が最も多いですが、IE6.0 の方もまだまだいらっしゃいます。しかし、さらに古いバージョンの IE5.1 や IE5.0 を使っている方は、もはやほとんどいらっしゃいません。逆に、最新の IE8.0 の方も、ほとんどいらっしゃいません。

私は IE6.0 を使っていますが、新しいバージョンに変えたいと思うことがあります。同じブラウザを使うなら、できるだけ新しい技術を反映したものをと思うのが人情というものです。ですが、例えば私が使っている IE のバージョンを 8.0 に上げると、どうでしょうか。1つのPCには1つのバージョンの IE しか導入できないので、当然、自分のサイトをチェックするときも、自然に IE8.0 で閲覧することになります。ですが、圧倒的多数の方は、まだ IE7.0 か IE6.0 を使っています。高いバージョンのブラウザをベースに HTML を作成したり、自分のサイトを確認したりすると、古いブラウザを使っている方への配慮が行き届かなくなるのではないかと感じるのです。

このような理由で、私は敢えて古めのブラウザを使うようにしています。ですが、このようなやり方が本当に正しいのかどうか、確証はありません。

ネットの情報、玉石混交

ネットの情報は信用できないという話をよく聞きます。

ここで言う「ネットの情報」とは、国連やOECD(経済協力開発機構)といった国際機関のウェブサイトの情報や、国や自治体のウェブサイトの情報、ネット上で公開されている政府統計、電子ジャーナル、新聞社のウェブサイトとか、そうしたものではなく、例えば個人のウェブサイト(ブログ含む)や掲示板等の情報ということでしょう。

私は、こうしたネットの情報は、信用できないというよりは、玉石混交だろうと思っています(このブログは玉か?石か?石のような…)。たしかに、誰が書いたのか分からず、情報の出所も明らかになっていないものも多いです。ですが、他方では、例えば、私はある英語学習に関するブログを見ることがあるのですが、そのブログの著者は大学等で英語の指導をしたり著書を出したりするなどして英語指導で実績を積み重ねている方で、ブログ上で情報を呈示するときには必ず出所を明示されています。このようなブログは、比較的信用できるのではないかと思います。

情報源としては案外信頼性が低いかもしれないと私が思うのが、人との会話から得た情報です。人の会話から得た情報は、たいてい情報の出所は曖昧にされます。せいぜい、「昨日、テレビで見たんだけど」とか「本で読んだんだけど」とか、その程度です。そのうえ、人の記憶は曖昧なもので、きちんとした出所をもとにした情報であっても、当の本人が会話の際に覚えていた内容を間違えて相手に伝えてしまうこともあります。さらに、情報の出所がはっきりしない、噂話や都市伝説もあります。個人的な経験をもとにした話には、記憶違いやバイアスがかかっている場合もあります。もちろん、会話から得た情報は信用できないとまで言うつもりはありませんが、このような次第なので、私は会話から得た情報については、後に個人的に裏をとることがあります。

ネット上の情報の中には、人と会話をするのと同じような感覚で発信されたものも多いと感じています。

ネットの口コミ

『日本経済新聞』に毎週土曜日ついてくる『日経プラス1』、いつも楽しんでいますが、6月6日(土)表紙の記事「ネットのクチコミ参考にする?」は、ネット中心の生活を送る私にとって特に興味深かったです。

私が商品を買う時は、ネットの口コミを参考にしつつ、できるだけ店頭で手にとって自分の目で確かめるようにしています。ですが、店頭で確認できない商品については、ネットの口コミを当てにしてそのまま買ってしまうこともあります。

『プラス1』の記事によると、「ほめすぎ、けなしすぎの情報は参考にしない」ようにしている人が多いそうです。最近、私は店頭で確認できない商品について、ネット上で非常に評価の高いものを買ってみたのですが、自分で見た限りそれほどでもなかったとか、自分には合わなかった、といった失敗をしています。

私は Amazon.co.jp のアソシエイトで収入を得ていますが(私が運営するブログ等を通じて Amazon.co.jp の商品を買うと、紹介料が得られるということ)、商品(主に書籍)のレビューを書くときは、知らず知らずのうちに、その商品の良い点、悪い点を両方書いていることが多いです。考えてみると、こうすると、ほめすぎ、けなしすぎの評価をするよりは、私が書いた情報が参考にしていただける可能性が増えるような気がします。ですが、このようなことをしていると、「そうか、この商品には悪い点もあるのか。だったら、買うのを控えようかな」と考える人が多く出てきて、商品が売れなくなり、紹介料があまりもらえなくなってしまうような気もします。

ウェブサイトをすいすい見ていると、あるとき、リンク先をクリックしたとたん突然ブラウザが一時的に止まってびっくりしてしまうことがあります。

そういう場合、よく見てみると、リンク先が通常のウェブページ(HTMLファイル)ではなく、PDFファイルであることが多いです(私の環境の場合ですが)。

PDFを開こうとすると、ブラウザは一時的に重くなってしまいます。これは仕方がないことで、そのPDFへリンクしたサイト管理者さんが悪いわけではありません。

ただ、サイトを運営される方は、PDFへのリンクをする場合、できればリンク先がPDFファイルであることを明記していただければありがたいという、身勝手なことを考えてしまうことがあります。加えて、そのPDFファイルが何KB(キロバイト)あるかを明示してもらえると、なおさらありがたいと思います。そうすると、突然ブラウザが一時的に止まってびっくりするという事態は避けられます。私も、リンク先のファイルがHTMLかPDFかをチェックすればよいのかもしれませんが。

このようにわがままなことを書いた私ですが、私こそPDFファイルへリンクをするときに、「PDFファイルを開くには Adobe Reader が必要です」と本当は明記して、Adobe Reader の入手先へリンクをしなければならないのに、それを怠ってきました。いけません。今度から注意します。

なお、リンク先をクリックしたら重かったという場合、PDFのほかに、私の環境だと、新しいウィンドウが開いたという場合もあります。これについては、「ニートひきこもりJournal 別館」でお話したことがあります。

2カラム VS 3カラム

この前、ブログのカラム数について、知人と話し合っていました。

よくブログのデザインで、2カラムとか3カラムとかいう言い方をします。2カラムとは、本文の隣にサイドバーが1つあるタイプです。3カラムとは、本文のほかにサイドバーが2つ(大抵両脇に)あるタイプです。このほか、まれに1カラム(本文だけ)や4カラム(サイドバーが3つ)のブログもあります。

● 2カラム

2カラム 2カラム

● 3カラム

3カラム

それにしても、この2カラムと3カラム、いったいどちらが良いのでしょうか。ウェブデザインのプロの方はどう考えているのだろうかと私になりに調べてみたのですが、結局分かりませんでした。

おそらく、どちらにも長所と短所があり、どちらが良いかは一概には言えないのではないかと私などは思います。

2カラムは、サイドバーよりも本文に重きを置いたデザインだと私は思います。ただ、サイドバーの項目が多いと、サイドバーがやたらと縦長になってしまいます。また、横幅にゆとりがあるため、文字サイズを大きくすることもできます。

一方3カラムは、サイドバーに重きを置いたデザインだと私は思います。サイドバーの項目が多いブログだと、うまく両脇に整理することができます。ただ、横幅にゆとりがないため、文字サイズは小さくなりがちです。また、横幅の狭さにより窮屈な印象を与えることもありますが、情報がたくさん詰まったブログという第一印象を与えることもできます。

数の上では2カラムを使っている人の方が多いと私は感じます。

「インターネット」の発音

■ 「インターネット」の発音

みんな、『インターネット』と発音しているけど、本当は "Internet" と前にアクセントがあるんだ

アメリカから帰ってこられた、ある経済学の先生がおっしゃったことです。英語の場合、名詞のアクセントは前にくるのですが、日本語の場合はそうではありません。

ですが、ここは日本なのですから、それでいいではないかと私などは思います。

■ 「グーグル」の発音

「グーグル」は、インターネットの検索サイトです。私はこれを英語チックに「グーグル」と前にアクセントを置いて発音しています。私の知人もそうしているので、てっきりこのアクセントが普通と思い込んでいました。

ところがある日、NHK総合テレビの「ニュース7」という番組を見ていたところ、司会の武田真一キャスターが「グーグル」と後ろにアクセントを置いて発音していたので、目からうろこが落ちてしまいました。

■ ネット用語には英語由来の言葉が多い

ネット用語は英語由来の言葉が多く、英語をそのままカタカナにしたネット用語をよく見かけます。※

次の言葉は、日本語風に発音すると、アクセントはどこにくるのでしょうか?英語圏でもアクセントはその位置なのでしょうか?

「メール」「ブラウザ」「ヤフー」「アマゾン」「ブログ」「アフィリエイト」

※ ちなみに中国語(簡体字)では「インターネット」「メール」「ブラウザ」「グーグル」「ヤフー」「アマゾン」「ブログ」「アフィリエイト」を、それぞれ以下のように書きます。

互联网 谷歌 邮件 浏览器 雅虎 卓越亚马逊 博客 成果报酬型广告

"" でくくって検索

私はこのサイト以外にも、姉妹サイトをいくつも運営しています。アクセス解析で、いったいどんなキーワードで検索してこられる方が多いのかなと思って見ていたら、あることに気づきました。

"" でキーワードをくくっている方が非常に少ないことです。おそらく "" でくくって検索するという方法をほとんどの方がご存知ないのだろうと思います。

"" でキーワードをくくるのとそうでないのと、いったい何が違うのでしょうか。それは、"" でくくらないとキーワードを曖昧にして検索するのに対し、"" でくくると厳密にキーワード通り検索するということです。

■ 例えば…

例えば、「場面緘黙へのアプローチ」という言葉を Yahoo!Japan で検索してみることにしましょう(場面緘黙症については、姉妹サイト「場面緘黙症Journal」をご覧ください!)。

◇ "" でくくらずに検索

"" でくくらずに検索すると、約3,700件がヒットします(2009年4月16日現在)。検索結果の上の方には、そのものズバリ「場面緘黙へのアプローチ」という言葉のあるページが表示されています。しかし、検索結果の下の方を見ていくと、「場面緘黙へのアプローチ」という言葉はないけれども「場面緘黙」「アプローチ」という言葉が別々に載っているページが見つかります。

◇ "" でくくって検索

では次に、"" でくくって検索してみましょう。すると、ヒットした件数は約283件(2009年4月16日現在)と、先ほどに比べると大幅に少ないです。そして検索結果を見てみると、ヒットしたページは全て、「場面緘黙へのアプローチ」という言葉そのものが載っているページです。

■ むすび

今一度繰り返すと、"" でくくらないとキーワードを曖昧にして検索します。対して、"" でくくると厳密にキーワード通り検索します。

このように "" でくくる方法は、Yahoo! 以外の検索サイトでもたいてい使えますので、覚えておくと便利です。

リンクの許可、無断リンク

リンクをするのに許可が必要なサイトがあります。「無断リンク禁止」ということです。

私の無断リンクについての考えは、私は以下のIT用語辞典の見解とほぼ同じです。

無断リンクとは【link without prior consent】
(新しいウィンドウで開く)

ですから、私が運営するサイト・ブログへのリンクは、無断で行っていただいて構いません(リンクしたいという方がいらっしゃれば、の話ですが)。むしろ、連絡をくださらない方がありがたいです。お返事を書く手間が省けますので。トラックバックも、別にしていただかなくて構いません(このブログにはトラックバックできませんが)。

ですが、世の中には私とは違った考えをする人がいます。リンクに許可を求めていたり、リンクをする際にそのサイト独自の規定を設けていたりする人もいます。そうした場合は、それに従っておくものだろうと私は考え、そうしています。

サイトの中には、リンクフリーの方針をとりながらも、リンクをした場合には連絡を求めているところもあります。そのサイト管理者は、自分のサイトがどのようなところからリンクされているか知りたいのか、はたまた、あまりリンクされたくないので敢えてリンクの敷居を高くしようとしているのか、そういうことなのかなとも思います。もっとも、自分のサイトがどこからリンクされているかは、連絡がなくても、検索エンジンやアクセス解析である程度分かります。

リンクに許可が必要、という認識は日本独自のものという話も聞いたことがありますが、本当かどうか、私には分かりません。昔、英語でブログを書いていたところ、英語圏の方からリンクの許可を求めるメールをいただいたことがあります。英語圏でもそういう習慣があるのでしょうか、それとも私が日本人なのでこうしたメールをくださったのでしょうか。また、一昨日、姉妹ブログで The New York Times ウェブサイトの特定の記事にリンクを貼ったのですが、同サイトには、リンクを貼って良いかどうか等についてFAQのページでわざわざ解説がなされていました。ですが、他の英語圏の新聞社やTV局のサイトには、こうした解説はなかなか見かけません。

リンクについては、少なくとも日本では、許可が不要かどうか、連絡して欲しいかどうか等について様々な考えを持つサイト管理者がいます。サイト管理者は、リンクについてこのあたりについてどういう見解を持っているか触れておいてもらえると、リンクしようとする側としてはありがたいです。

メルマガは「購読」するものなのか

メールマガジンを「購読」するという日本語に、いつも違和感を感じています。

「購読」の「購」は、あがなうということです。言い換えれば、買うということです。ですから、「購読」は、代金を払って買って読むことです。

しかし、世の中には無料のメールマガジンが数多くあり、その無料のメールマガジンでも、「購読」という表現が一般に使われています。

なぜ、メールマガジンを「購読」すると言われるようになったのでしょうか。

よく分からないのですが、もしかすると、メールマガジンの歴史が関係しているのかもしれません。黎明期のメールマガジンはほとんどがお金を払って読むものだったので(本当にそうかどうかは知りませんが)「購読」という言葉を使った。そのうち無料のメールマガジンも登場するようになり、無料のものも有料のものにひきずられて「購読」と呼ばれるようになってしまったとか。

いや、もしかするとメールマガジンの「購読」は英語由来の言葉で、それを直訳したからこうなったのかな、とも思います。私の知る限り、英語圏では newsletter(英語圏ではこう言う事が多いです。mail magazine という言い方も確かにありますが、私はあまり聞きません)は "subscribe" するものです。subscribe には新聞の定期購読や会員登録など、お金を払って何かをするという含意があります。

私なりにいろいろ考えてみたのですが、はっきりしたことは分かりません。みんな当たり前のように「購読」と言っていますが、不自然に感じる人はいないのでしょうか。

私のお気に入りのブログホスティングサービスの一つに、FC2があります。

↓ FC2で運営しているブログの一つ「場面緘黙症Journal - ブログ」
http://smjournal.blog44.fc2.com/
(新しいウィンドウで開く)

FC2を気に入っている理由の一つは、テンプレートが豊富なことです。FC2のテンプレートには、公式のものと共有のものがあります。公式テンプレートはFC2社が作成した文字通り公式のもので、洗練されたデザインが多いです。一方、共有テンプレートは有志の方が作成したもので、自由な発想のものが多いです。私は、共有テンプレートを利用することが多いです。

先日、テンプレートを新しいものにしようと思い、いろいろ調べたところ、あることに気づきました。

公式、共有とも、明らかに女性向けのテンプレートが多いことです。私が運営しているFC2ブログは、女性も男性も区別せずに多くの方に見ていただきたいと考えているのですが、これだと女性向けテンプレートは使えません。だいたい私は男なので、女性向けのかわいらしいテンプレートを使うには抵抗を感じます(女性向けテンプレートを使う男性を悪いとは思いませんが)。こうなると、使えるテンプレートは、意外に限られてきます。

それにしても、どうして女性向けが多いのでしょうか。公式テンプレートに女性向けが多いのは、もしかしたらFC2社は女性をターゲットにしているからかもしれませんし、女性の需要が多いからなのかもしれません。共有テンプレートに女性向けが多いのは、有志の方に女性が多いからかもしれませんし、女性の需要が多いからかもしれません。

自分でテンプレートを作ることができればいいのですが、私には難しいです…。

FC2ブログはテンプレートが豊富なことのほかにも、アフィリエイトができるとか、検索エンジンに強そう等の理由で気に入っています。

Blogger のテンプレートは、管理画面から選択することができます。しかし、管理画面で選べるもの以外にも、テンプレートは実はたくさんあります。現在このブログで使っているものも、その一つです。

それらのテンプレートの導入方法は以前、ニートひきこもりJournal 別館でも書いたのですが、ここに転載します。

テンプレートを配布しているサイトというのがあって、そこから管理画面にないものをダウンロードすることができます。「Blogger テンプレート」「Blogger template」などと検索してみると、テンプレート配布サイトがヒットします。

Blogger のテンプレートには、「レイアウトテンプレート」と「クラシックテンプレート」の2通りあることに注意を要します。レイアウトは、「ページ要素を追加して並べ替え」(ガジェットの追加、ガジェットをドラッグで並び替え)ができるタイプです。クラシックは、そうでないタイプです。

レイアウトからクラシックに移行することは可能ですし、逆も可能です。前者の場合、管理画面「レイアウト→HTMLの編集」ページの一番下「クラッシックテンプレートに戻す」をクリックします。後者の場合、管理画面「テンプレート→デザインのカスタマイズ」ページで、「テンプレートを更新」ボタンを押します。

レイアウト用のテンプレートは、クラシックには適用できません。その逆もまた同じです。

テンプレートの変更はこの方法で間違いないはずなのですが、私の場合、なぜか変更することができず、頭をひねっています。こういうときは、一度時間を置いて、しばらくたってからやり直すと案外うまくいく場合があるので、そうすることにします。

Blogger のテンプレート、実はたくさんある
(新しいウィンドウで開く)

最後にテンプレートが変更できなかったと書いてありますが、その後試行錯誤したところ、できました。

気づいたのですが、テンプレートがうまく変更できるものとそうでないものがあるのです。うまく変更できないものというのは、テンプレートに用いられている画像がリンク切れになっているものです。つまり、リンク先の画像がなくなっているため、テンプレート上で画像が表示されないのです。

私の場合、リンク切れの画像を用いたテンプレートばかりたまたま導入しようとしたため、うまくいかなかったのだろうと思います。